Thank you という理由

まず、Thank you と言うこと/ぼんやりと考えたこと

最近、何人かの英語初心者、もしくは英語慣れはしているけれどアメリカ初心者、もしくは英語もアメリカ慣れもしているいるけれど暮らしたことはない、という日本人を観察していて気がついたこと。
それは、客の時にはだれも Thank you とは言わないということ。さすがにこの場面なら言うかなという場面でも決して期待を裏切らない。彼らは絶対に店員にむかって Thank you とは言わない。

えー。僕いいますよ? Thank you madam♪ って。

あ、もちろん相手が男性の場合はThank you sir.

最長で一ヶ月くらいの海外出張しか経験はないけど、普通にThank you言ってます。
はじめて海外出張したとき、同伴してくれたのがアメリカ人(しかも南部出身の人)だったのです。
ひな鳥のようにその人の話し方、言い回しを覚えていった結果、お店で買い物をしたり、ホテルでチェックインしたときには、”Thank you madam♪”って言うんだね、と無意識に学習したのだと思います。最後に♪がつくのもそういう理由。
日本人がなぜ「Thank you」と言わないかの考察は、元記事の人と弾さんが説明されていますが。

「いちいちそんなことを言わなくてもまともなサービスが期待できる日本と、フレンドリーに振る舞わなければ何をされるかたまったものではないアメリカ」
(まず、Thank you と言うこと/ぼんやりと考えたこと)

それは「感謝の気持ちがない」のでは決してなく、感謝の背景をどう捉えているかの違いだと思われる。
(404 Blog Not Found:”Thank you” = 「すみません」)

たぶん、そんなに難しい理屈で自分を納得させなくても、現地で他の人がどうしているのかを見て、「あ、みんなThank youって言っているからマネてみよう」ってやったほうが早いんじゃないのかな、と思います。

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