ずっと一緒にいる生活について

妻・夫を愛してるITエンジニア Advent Calendar 2016 – Adventar の8日目です。

自己紹介

フリーランスのWEBエンジニアです。街の電源検索サイトモバイラーズオアシスの運営をしたり、それに続くサービスの開発をしたりしています。
あと今年は、映画SNSのFilmarks(フィルマークス)のリニューアルをお手伝いさせていただきました。

あたたかくてやわらかいおくさま(愚妻じゃなくておくさまです!)と、かわいいインコの二人一羽で暮らしています。

自宅で仕事をする生活

ぼくは基本的に家で仕事をするスタイルで、打ち合わせとかのときだけ取引先にお伺いしたり、喫茶店で打ち合わせたらとっとと家に帰ってきます。今年の後半は、例外的にサラリーマンぽい通勤するスタイルの仕事をしてみたのですけど、やっぱり無理があることがわかったので、年明けから再び前のスタイルに戻ります。

おくさまも、フリーランスの翻訳者なので、やっぱり自宅で仕事をします。通訳じゃなくて翻訳なので、翻訳会社から電話で仕事を受注したらメールで原稿をやり取りするだけ、打ち合わせすらないので、ぼく以上に自宅を出る必要のない仕事です。

そういうわけで、ほぼ24時間、同じ家で暮らしていることになります。エンジニアとデザイナの夫婦とか、翻訳者夫妻というパターンはたまに聞きますが、それぞれ別々の仕事をしている二人というのはあまりないパターンみたいなので、どんな感じなのかご紹介します。

ふたりとも家で仕事をするので、自宅にはそれぞれの仕事部屋が確保されています。二人暮らしにしてはかなり広い家になってしまうのですが、ここは必要経費ですね(実際、仕事部屋のぶんは経費に計上しています)

仕事

朝昼おやつ晩ごはんの時間が決めてあって、これ以外の時間は、だいたい部屋で仕事をしています。
ぼくの場合は、仕事でコードを書いていても、そうでないコードを書いていてもはたから見たらなにも区別がつかないので、だいたいずっとパソコンに向かっている感じです。
おくさまは、翻訳会社からの受注があれば猛然と仕事をして、そうでないときはのんびり本を読んでいることが多いようです。

どっちにせよ、部屋に閉じこもって仕事しているときは不必要に声をかけない代わりに、3時間おきくらいに部屋から出てくるので、買い物とか用事があればこのタイミングで相談する感じです。

ちなみに、自宅で仕事をすると食事の時間を守れずに後ろにズルズルと仕事をし続けてしまうという話はよく聞くのですが、うちの場合、時間どおりにカゴから出してあげないと大騒ぎするタイムキーパーがいるので、時間がずれることはめったにありませんw

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家事

そういうわけでふたりとも家にいるし、子供がいないので、家事については分担する必要性が薄く、得意な方をやればいいじゃないという感じです。
例えば普段の食事はおくさまが作っています。別に僕が作れないわけではないのですけど、食材の在庫を覚えておいたり、食材の使い回しを考えたりする都合を考えると、台所は一人が把握したほうが効率的なのでおくさまにお願いしています。そのほうがおいしいし。

一方掃除はほぼぼくがやっています。おくさまはわりと物が散らかっていても気にならない性格で、ぼくは気になる性格なので、ぼくが勝手にやる感じです。
ぼくが得意じゃないお風呂洗いがデッドポジションになりがちなのですが、手の空いている方がやることでどうにかバランスを維持しています。
今年サラリーマン的な働き方をしてみたら負担が一気に奥さまに偏ってしまって、大変申し訳ない感じになってしまいました。

買い物については、原則二人で行くことにしています。
女性にとって、一日の中におしゃべりの時間が決まって確保してあることは大事なのだそうで、買い物の時間がこれにあたる感じです。

(おしゃべりの時間については、奥さまと妹が非同期に同じことを言っていたので、たぶん女性の方はこれ思う方がたくさんいます。新婚男性の方、ちょっと意識しておくとポイントアップですよ!)

おわりに

ホントはこの記事、「Googleカレンダーの通知機能を使うと、お互いがカレンダーに予定を書いただけで勝手に通知されて便利だよ」という内容を書こうとおもっていたのですが、みなさまののろけ具合を見ていると対抗しないといけない気がしてきたので、内容を変更してお送りしました。

Googleカレンダーの通知機能、日本語が変であることをのぞけば良い機能なので、「サプライズでケーキを買って帰ったら奥さんはその日飲み会で不在」みたいな悲しい目にあったことのある人はぜひ使ってみるといいですよ!

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[予算1000円]電源ケーブルをキレイにまとめる

自宅に作業場を持っているプログラマさんの場合、ノートパソコンやディスプレイ、携帯電話やスマートフォンの充電をしないと行けないので、机の周りに電源ケーブルがぐちゃぐちゃになりがちです。

masuidriveさんとtwitterで電源ケーブルの配線の話をしていて、キレイにした写真を上げていただいたので、自分がやっている方法もブログに書いてみます。ちなみにこれはmasuidriveさんの写真、改善前と改善後。
photo by masuidrive
photo by masuidrive

自分の場合、電源はすべて机の裏に貼り付けています。

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  • 100円均一で買ってきたネットを机の裏に貼り付ける
  • 電源タップをネットに固定。
  • ケーブル結束バンド、マジックバンドをつかってケーブルをネットに貼り付けてしまう

ACアダプタと電源コンセントは重さがあるので、結束バンドというのを使っています。
Amazonで売っているケーブル結束バンド
は短いタイプなので、もうちょっと太くて再利用可能なものをホームセンターで買ってきました。
ケーブル自体は、結束バンドだと外す時大変なので、マジックバンドを使って固定しています。セロハンテープみたいに必要な長さを切って使えるので、自由にケーブルを固定することが出来ます。結束クリップのほうが付け外しが楽ですけど、マジックバンドのほうが単価が安くて、いろいろ応用が利きます。

足下にケーブルが転がっていると、足を引っかける可能性があるのと、椅子のキャスターでひいてしまう(→やがて断線する危険がある。それ以前に、思ったように椅子が動かなくてイライラする!)という問題があります。全部机の裏に収納してしまえば、見た目もすっきりするし、足下に物がなくなるので快適に過ごすことが出来ます。
難点は外す時大変なことですが、基本的に引っ越しの時以外は外さないことが前提です。モバイラーたるもの、ACアダプタは自宅用と持ち運び用を持っているものですよね。

あと、電源タップは、スイッチのないものがオススメです。余計なスイッチがついていると、間違って足でさわる事故の元になります。上で紹介したバッファローのものは、シンプルなのでとても気に入っています。

お客さんと話がかみ合わないときの基本技術

携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

 お客さんとメールでやりとりしていて、「いつまでに作ったらいいですか」「急いでいます」みたいな解答が帰ってきたとき。
「こっちは具体的に何日って聞いてるんじゃあ!」って怒るのは簡単だけど、そんなことしても話は前に進まない。

 話がかみ合っていないな、と思うときは、こっちから例を出すといい。「じゃあ、○日までにひとまず動くものを作って見ていただいて、それから修正要望をお伺いするということでいかがでしょう?」とか。

「了解です」ってなれば問題解決ですし、「それじゃ困るので○日には動いてほしい」という具合に要望が出てくれば、そこから納期交渉の話に進むことができます。
話がかみ合わない場合って、頭に血が上っていたり、何らかの行き違いで同じ文章が違う意味に見えちゃっていたりするので、具体例をあげることで、もつれた糸をほぐせることが多いような気がします。

こうやって例を挙げたら、たいていの場合、その日付が基準になりますから、例に挙げる日付は、十分実現可能な日付にしておきましょうね。

お客さんから資料を受け取るときの基本技術

photo by quinnanya

会議とかで、お客さんが資料を出してくれることになって。「今作っているので、できたら送ります」って言われたら、「今あるものでいいので今すぐください」と言わないといけない。「お待ちしております」と言ってのんびり待ってはいけない。

「あとで送ります」と言われた場合、会議のあとは忙しくなっているから送り忘れる人はたくさんいるし、「できたら送ります」でお客さんが遅れたら、待っている間なんにもできなくなってしまう。
お客さんの資料作成が遅れた分納期が延びるんだったらまだいいんだけど、たいていの場合そうはならないから、資料ができあがるのを待っていたらその分だけ自分の首が絞まってしまう。

だから、「できたら送ります」って言われたら、「今あるものでいいから今すぐください」って言わないといけない。お客さんのシステムを作ってお金をもらう場合の基本テクニックだと思っていたのだけれど、意外とみんな知らないのでちょっと書いてみた。

ピョコタン先生に学ぶ節約生活術



ガジェット通信の記事がすごいおもしろかったので紹介します。
デビュー13年間いまだに売れない漫画家・ピョコタン先生インタビュー – ガジェット通信

編集部: 過去、『コロコロコミック』の別冊などには載っていましたよね。人気はどうでしたか?
ピョコタン: 人気があれば続くはずだから、ないに違いない。暗黙の了解だ。

 いきなり悟った話からはじまります。が、それは本題ではなくて。

編集部: 13年間も売れないのに漫画家として続けてこられたのはナゼでしょうか?
ピョコタン: 生活費を最低限に抑えて対して稼がないでも暮らせるようにしてきたから。

 ポイントはこれです。たくさん稼がなくても使う方を節約したら意外と幸せなのかもしれない。

ピョコタン: だから『モンスターハンター』とか、400時間くらいできるゲーム買ってあまりお金かけずに生活すればいいのだよ。

 あるあるw
ファントム・ブレイブのPS2版とか、アストロノーカとか、ワゴンセールで売られていたのに数百時間余裕で遊ぶことができました。コストパフォーマンス良すぎ。

#アストロノーカは、そのおいしさに気づいた人が増えているため、最近の中古市場ではとっても高いです。それでも、5000円なんて飲み会一回行ったら飛んでいくのだから、100時間遊べたら全然お得ですよね。

編集部: 美味しい寿司や焼肉を食べたいなどの欲望はないのですか?
ピョコタン: そういうのは出版社のパーティーに忍び込んで食べる。自宅ではメカブと納豆とご飯だけを食べている。たまにタイムセールで激安になるサンドイッチを買っているよ。210円のサンドイッチが、午後4時を過ぎると3つで430円になるんだよ。
編集部: サンドイッチ生活ですか……。それにしても、仕事してないのに出版社のパーティには呼ばれるんですね。
ピョコタン: 誰かのアシスタント枠という設定で知り合いの漫画家についていく。入口さえ抜ければあとは自由。あそこだけ勝負。

 この記事だとサンドイッチがポイントみたいに見えますが、食費節約のポイントは自炊です。
ハナマサとか業務スーパーといった業務用の大規模食材店で買いだめしつつ、商店街の特売日を押さえておけば3万円/月も夢じゃない。

避けた方がいいのはコンビニとスーパー。電子マネーが使えるようなお店は、その分のコストが商品に乗っかっているので、当然商店街とかより高くなります。
運良くシャッター街にならずに済んでいる商店街で、おじいちゃんおばあちゃんが経営しているようなお店は、人件費が安いので、とても安く食材を仕入れることができます。

スーパーの見切り品にしても、商店街の特売にしても、ポイントは時間が自由になることで。
自由な時間に自由なお店へ買い物に行ける立場になると、いろいろ激安商品を買えるので、生活費が激減します。

会社員であることは、それなりに安定収入が保証されるのは事実なのですけど、上記の理由で、じつはとっても割高な生活費を負担させられていると思うのです。
じつは多少実入りの悪いフリーランスでも、収支を考えるとあまり変わらないんじゃないかな。だったら、成功した時全部自分でいただけるフリーランサーという選択肢は悪くない。

#そういう意味で、節約の観点から行くとネットスーパーはあんまりオススメしないです。送料350円あったらモモが3個買えるw

編集部: 漫画家をやめて他の仕事をする可能性はありますか?
ピョコタン: もっと楽しいお仕事があればやる可能性はある。家でゲームしてて日給5万円とかあれば。
編集部: なんだ、やっぱりお金がほしいんじゃないですか。
ピョコタン: 楽してお金ほしい。苦労してまでほしくない。永久に王様気分で死を迎えたい。人生トータルで考えて、楽しい時間の割合を増やしたいの。そう思うでしょ?

 やっぱりphaさんみたいなこと言ってます。や、賛同しているボクだって同類ですけれど。

ピョコタン: 職業は限りなくニートに近いが、最近は兼業ニートと言うようにしている。職業欄にもそう書いている。

 わー。やっぱりニートっ!

というわけで、ニートとかフリーランサーとか引きこもり的な方々にはおもしろい記事だと思うので良かったらどうぞ。
デビュー13年間いまだに売れない漫画家・ピョコタン先生インタビュー – ガジェット通信

混んでいない喫茶店をさがす5つのコツ


長時間居座り対応 マクドナルド極狭シート

休日にどうしてもやらなければいけない作業があったとして、鉄の意志をお持ちの方なら普通に家で作業すればいいのですが、「家だとお楽しみグッズが多くて集中できないので喫茶店やファミリーレストランで」とお考えになる方も多いと思います。

また、喫茶店のランチメニューを利用する手もありますが、同じ場所にいると気分が沈んでくる方の場合は、9~11時半まで作業、そのあと別の場所でランチして、12時半~15時まで作業、というようにリフレッシュしながら取り組むといいです。
喫茶店での作業効率を上げる5つのコツ : ライフハッカー[日本版]

 混んでいるお店の席を占有するのは迷惑ですし、そもそもうるさくて仕事にならない可能性が高いですよね。12時半にランチ食べてそのまま仕事に移行しようとしたら、意外と空いてこなくて、いたたまれなくなっていったん撤退を余儀なくされちゃったり。かといってデスカットは高いし、近所にあるとは限らないし。
週に数回は自宅外で仕事をするフリーランサーとして、仕事のはかどる、混まないお店をリーズナブルに確保するノウハウをあげてみます。

首都圏は、ルノアールとアカデミーヒルズ

 首都圏にお住まいであれば、長居しても怒られない、電源も貸していただける、ぼくらの味方、銀座ルノアールがあります。
六本木ライブラリー アカデミーヒルズ は、僕は使ったことないのですけど、いいらしいとの評判を多数。
あとは、ご存じ三鷹プログラマーズカフェですね。首都圏は何でもあっていいなぁ。

 自分の場合、関西に拠点を移してしまったので、ルノアールはもう使えません。
関西には「純喫茶」と書いてあるとっても風情のある喫茶店が複数あっていつも空いているのですけど、その敷居の高さから、なかなか入れずにいますw
関西にもあって、誰でも入れる雰囲気で、空いているお店というと…

ネットカフェを使う

 ネットカフェは、普通の喫茶店と違って時間単位で課金されるので、長い時間いてもお店の迷惑になりません。ランチタイムだからといって混んだりもしません。
更にすばらしいことに、パソコンを使うことを前提としているので、電源だけでなく、ディスプレイまでお借りできてしまいます。


漫画喫茶でデュアルディスプレイ

時間課金なので高くなるように思いがちですが、1000円ちょっと出せば3時間くらい使えますので、意外とリーズナブルです。
自分の場合、メディアカフェポパイを愛用しています。内装がちゃんとしていて静かなのでオススメです。

マクドナルドは、郊外型店舗を狙う

 マンガの誘惑に勝てない人や、小さな駅なのでネットカフェがない場合、マクドナルドとか、普通の喫茶店のお世話になることになります。

駅前すぐにあるマクドナルドは、入りやすい分混みやすいので、あんまり仕事にならない場合が多いのですよね。
この場合、駅すぐのマクドナルドではなくて、ちょっと歩いたところにある、郊外型の店舗がねらい目です。駐車場がついていて、ドライブスルーがあるようなところ。2階建てだと理想的です。
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この手のお店はあんまり混むことが少ないので、コンセントをお願いしても快く貸していただける場合が多いし、何より静かなのでオススメです。

おまけ:電源の取れるお店を探せるサイトリスト

 上の記事の人は電源を持って行かないことをオススメしていましたが。自分の場合、集中力が高くなってきたところで電源が切れるのが嫌なので、たいてい電源を持ち歩いています。
でも、コンセントを使わせていただけるかどうかはお店に行かないと分らない場合が多いので、こういうサイトが便利です。

 最後の一個は、首都圏限定といいながら、ボクが勝手に日本中の情報を書き込んでいるので、空港ラウンジの情報とかは結構充実していたりします。空港ラウンジも、使えるところとダメダメなところがあるので、よかったらご参照くださいませ。