お客さんと話がかみ合わないときの基本技術

携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

 お客さんとメールでやりとりしていて、「いつまでに作ったらいいですか」「急いでいます」みたいな解答が帰ってきたとき。
「こっちは具体的に何日って聞いてるんじゃあ!」って怒るのは簡単だけど、そんなことしても話は前に進まない。

 話がかみ合っていないな、と思うときは、こっちから例を出すといい。「じゃあ、○日までにひとまず動くものを作って見ていただいて、それから修正要望をお伺いするということでいかがでしょう?」とか。

「了解です」ってなれば問題解決ですし、「それじゃ困るので○日には動いてほしい」という具合に要望が出てくれば、そこから納期交渉の話に進むことができます。
話がかみ合わない場合って、頭に血が上っていたり、何らかの行き違いで同じ文章が違う意味に見えちゃっていたりするので、具体例をあげることで、もつれた糸をほぐせることが多いような気がします。

こうやって例を挙げたら、たいていの場合、その日付が基準になりますから、例に挙げる日付は、十分実現可能な日付にしておきましょうね。

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