友人が行くはずだったのですが、行けなくなったということで、急遽FPN-「仮想空間とブログ」ブロガーミーティングに参加させていただいて、3次元仮想空間「splume」の話を聞いてきました。
どんなものかは、見るのが早い。えいっ。
window.onload=function(){
loadCRObject(‘result’,’crobj’,’600′,’450′,’0 0 0′,’ login’,’http://www.splume.com/town/DEF_TOWN/TWN/TWN002.cr’)
}
といっても、残念ながらこれ、WindowsのIEでしか見ることができないのですが。Macの方は、[splume] スプリュームのサイトで動画を見ることができます。
自分が見たところ、特徴は
- HTMLと同様に、.crというファイルを書いてサーバにあげることで、自分の仮想空間を提供することが出来ます
- で、その空間を他人の空間とリンクさせることも可能
- 各々の空間はちゃんとURIがついています。とことこ歩いていくと、CRブラウザ(三次元空間を歩くためのブラウザ)上でURLがどんどん変わっていきます。当然、気に入ったところでブックマークしておくことも可能
といったところでしょうか。URIがつけられたり、自分のWEBサーバにアップできるあたりはかなりスジのいい技術だと思いました。
Windowsでしか動かないというのが痛いなぁ。
ミーティングでは、会場にPCを用意していただいて、実際に仮想空間を作ってgeocitiesに設置してアクセスしてみる、というのをやらせていただいたのですが、
geocitiesとか、ノートパッドでファイルを書いてアップロードするあたり、まるで95年頃のインターネットみたいだね、という感想が出ていました。
もしそうだとしたら、スプリュームさんがやろうとしていることは、一社でインターネットを一から開発します、といっているようなもので。どんだけ無謀やねん。
それでも会社が存続してここまで持ってこれているのだから、経営者の方は本当にすごいと思いますが、一年かけてWindows用のプラグインが一個できました、というペースではさすがに間に合わないと思うので、どうにかしてこの世界にほかの企業さんを引っ張り込むことが必要なんじゃないでしょうか。うちは開発ツールを作ります、うちは企業算向けに3D空間を提供、うちは3D空間でSNSを作ります、という形になっていかないと、なかなか話が進まないんじゃないのかなぁ、と感じました。
そういえば、インターネット黎明期のころ、ホリエモンを始め、ホームページ製作を請け負っていた会社(というかほとんど独立自営業者)は儲かって仕方なかった、と聞きましたが。黎明期のインターネットが儲かるとしたら、3D空間は今が参入時なんでしょうか。ちょっと考えてみる価値はあるかな?