ちょっと記事を書くのが遅くなってしまいましたが、最近話題の16歳、16歳フリーランス活動日誌の櫻井さんにお会いしてきました。
ブログにコメント付けたら「会う?」という話になったので、ちょうど用事で東京に出たついででお会いして、あれこれ聞いてきた次第。
唐突ですが、自分の知っている限り、ネットサービスを作って食べていくことに成功しているのはゴーゴーラボの中の人だけのはずで。 ITMediaに取り上げられるくらいのネットサービスでも、売り上げはたいしたことないからあくまで副業です、とか、独立に成功しても、独自のサービスは広告塔で、実際は受託で食べています、という人が大半のような気がします。実際自分も、まだこの領域です。そんな中、突然現れた16歳、自分でプログラム書けません、という人がどうやってフリーランスで食べているのか、とても興味があります。
もぎゃ「で、どうやって食べていってるの?」
櫻井さん「WEBサービスからの収益で。」
もぎゃ「(ごくりっ!)ど、どんなサービスで?」
櫻井さん「内緒です」
ガーン。かなり執拗に迫ったのですが(ぉぃ)、教えていただけませんでした。差し支えのない範囲で聞いたところだと、
- 10万円よりは多い金額の収入を得ています。
- 変な情報商材の販売とか、クレジットカード比較サイトではないです。
- 別にすごいことをしているわけではなくて、実際、studio15の人だってWEBの収益で食べていっています。
- 開発は、その手の会社にお願いしました。いい会社を知っていた訳じゃないので、60社くらいメールして、安かったところにお願いしました。
とのこと。studio15の人のサイトを見せていただくと、ウェブ収入を得る方法 – 15Pubという記事がありますね。
ところで、そもそもどうやってそこへたどり着いたの?何をどうやったら、16歳でそういう状態になったのよ?
- 中学2年生くらいから作り始めて、中学3年生くらいのときには、一応WEBからの収益で食べていけるようになっていました。
- 最初は、ゲームの攻略サイトを作っていました。これって結構人が集まるので、広告収益も入りますよ。
- ドラクエの攻略サイトなんかは、50万ヒット/月くらいになるので、作っている人はそれなりの売り上げがあるはず。
聞いていると、何だかすっごい普通のことをしているように思えてきました。実際櫻井さんは、「なんでそんなことを聞くの?」という顔で。
可能性としては、実は櫻井さんはすっごい詐欺師で、全然稼げていないのに涼しい顔をして話をしている!というのもなくはないのですが、仮にこの話を聞いて僕がサイトを作り始めても櫻井さんは一円も得をしないので、たぶんそれはないな、と。実際お話をさせていただいても、そんなタイプには見えなかったし。
ということは、すでに世の中、ふつうにヒットするサイトを作れば数万円程度の収入は得られる時代になっているということでしょうか。理屈言っているより一つ作ってみるのが早いかもしれないですね。