[postfix]ファイルはあるのにNo such file or directory

postfixで、/etc/aliasファイルに

test:/var/mailapp/app.rb

とか書いてメールアプリケーションを立ち上げようとしているのに、

server local[]: fatal: execvp /var/mailapp/app.rb: No such file or directory

server postfix/local[]: DA4EB38077: to=, relay=local, delay=2, status=bounced

(Command died with status 1: “/var/mailapp/app.rb”.

Command output: local: fatal: execvp /var/mailapp/apprb: No such file or directory )



とか言われてしまう。No such file or directoryと言っても/var/mailapp/app.rbは確かにあるのに….と思っていたら。


/var/mailapp/app.rb

#!/bin/ruby



となっていて、/bin/rubyがなかった(/usr/bin/rubyだった)という事例がありました。

単なるスカタンですけど、「postfix “No such file or directory”」でググっても出なかったので一応メモ。だれかのパニックを救うかもしれないw

メタルラックで組む仕事場

そういえばご報告をしていなかったのですが、4/15から兵庫県に引っ越してきました。
べつにはてなさんを追いかけたわけではないですが、独立して、常駐のお仕事は引き受けないと決めた以上、べつにもはや東京にいる必要もないんじゃね?と思ったので自宅を売りに出したら売れたので引っ越した、という経緯です。

新居は大阪にほど近い賃貸マンション。生活スペースが以前より広くなったので、6畳間を丸ごと仕事スペースにしました。

IMGP8746.JPG
机も本棚もサーバスペースも、すべてメタルラックで組んでいます。

IMGP8749.JPG
IMGP8751.JPG

机の両脇に別系統の電源を引いてきました。片方は携帯電話などのガジェット充電用。もう一個はディスプレイやPCの電源に利用しています。

IMGP8752.JPG
 こちらはサーバスペース。プリンタやスキャナ、FAX、ルータやサーバなどはすべてここに集まっています。自分の机とは別にサーバスペースが確保できたので、これでもう「ぬいてはならぬ電源を抜いたぁ~っ!」というような悲劇とも無縁です。

masuidriveの人の仕事場や、はてなさんの新社屋には到底かないませんが、ヨメと二人で仕事をするには十分広いんじゃないかと思っています。

組み込みエンジニアが大企業指向になる理由

そりゃあ少ないですよ。

和尚だって製造業にいたのだから、「和尚に説法」になってしまうかもしれないですが、
#お、うまいこと言った!
いちおう元組み込みエンジニアとして、状況を説明させていただくと。
なんでもGPLで公開されているWEB系のシステムと異なり、組み込みソフトウェアのコンパイラやハードウェアの詳細は、いまだにNDAを結ばないと公開してくれない企業がたくさんあります。
あるいは、べつにNDAを結ぶ必要はないのだけれど、WEBに公開したって何もいいことがないから取引先だけに見せます、という企業もたくさん。
でもって、そういう会社さん、小規模な取引にはとても冷淡です。自社を名乗っている間は相手もしてくれなかったくせに、お客さんの会社の名前出したらいきなり営業さんがデモに来た、なんてこともありました。
そんな業界ですから、ベンチャー企業にはとっても不利です。名乗ってもわかってもらえないような会社だと、

「御社のコンパイラを使いたいんです」
「ほう。それで御社の製品は何本くらい出荷される予定なのでしょうか」
えーと、10本くらい?
ガチャン

てなことになって、そもそもドキュメントすら見せてもらえないという事態が普通に起こりえます。
そういう会社がどうするかというと、つまり大きな会社さんが製造したハードウェアに、大きな会社さんが買ってきたコンパイラを使ってソースコードを書いて、大きな会社さんの製品を作っている、つまり人貸しやさんをやるしかなくなってしまうわけです。
和尚はなにやらそうではない仕事を考えておられるみたいなので、とても期待しております。
大企業の下請けをやるのではなくて、俺はこんな製品が作りたいんだ、そのために君にこんなこととこんなことをしてほしいんだ!とちょっと熱く語ってみたら、あるいは心動かされるエンジニアがいるかもしれないですよ。

クロネコヤマトのWEBサービスがすごい

クロネコヤマトのWebサービスがすごいことということにさっき気づきました。
自分宛に荷物が送られたらメールで通知してくれたり、WEBから集荷依頼できたり、以前からとても便利だったのですが、とうとう、WEBから送り状が作成できるようになっています。
送り状発行システムC2|ヤマト運輸
相手先を入力すると、PDFファイルが生成されるので、これをカラープリンタで印刷してはさみで切れば送り状できあがり。宅配便の集荷って、手元に送り状がないことが多くて、持ってきてもらってその場で書くのがめんどくさいなぁ、と思っていたのですが、これで事前に作っておくことができます。
実際作ってみるとこんな感じでした。
IMGP8731.JPG
A4用紙に2ページ印刷されるので、はさみで切って使います。


いままでずっと複写式の伝票を使ってきた中、こんなのを取り扱うようにしようと思ったら、システム以上に現場の対応が大変だったんじゃないかと。でもこれで、荷物を取りに来てから伝票を書く手間が削減できて、ユーザーもクロネコヤマトさんも便利になったわけで。とても偉いと思います。
一つ難点をあげるとすると、送付状を作るついでに集荷を依頼できるのですが、とくに「依頼しました」とか確認画面も出なくて、これ本当に取りに来てくれるのかな?と不安になってしまいます。
確認メールとか送ってくれるといいんじゃないかな、と思いました。

さくらインターネット「専用サーバ」エントリープラン提供開始

このブログは、さくらインターネットさんのさくらの専用サーバで動いています。
月額6800円で専用サーバを用意してくれるこのサービス、小規模なWEBサービスを乗せるのに大変適したサービスなのでお客様にも紹介させていただいていたのですが、3/15で終了してしまって、困った困ったと思っていたところでした。
このたび、「専用サーバ」エントリープラン提供開始、既存サーバレンタルプランおよびOSプラン改定のお知らせとのリリースが。「さくらの専用サーバ」、月額料金は7800円になったものの、初期費用0なのがうれしいところです。今後はこっちを使えばよさそうですね。