rails上で自分のドメイン名をつかってナンヤカンヤしたい時というのがあって。
ENV[‘HOSTNAME’]
これは論外っぽい。
[default] ENV
[default] :{“HOSTNAME”=>”xxxx.mogya.com”,
仮想ドメインの設定を無視してホスト名を返してくれます。HOST_NAMEという値ですから、当たり前か。
request.env:[‘SERVER_NAME’]
request.env:{“SERVER_NAME”=>”maidmail.jp”,
ねらい通り、ドメイン名を返してくれます。ただ、このヘッダも、あとrequest.env[‘HTTP_HOST’]も、ちょっとしたことで簡単に偽装されてしまうので、迂闊につかえません。
request.domain
[default] request.domain:maidmail.jp
こっちを見ると、request.env:[‘SERVER_NAME’]が偽装されてしまうような場面でも、正しいドメイン名がとれました。
ソースを見ると、HTTP_X_FORWARDED_HOSTというヘッダを使うみたいです。
# File vendor/rails/actionpack/lib/action_controller/request.rb
318: def domain(tld_length = 1) 319: return nil unless named_host?(host) 320: 321: host.split('.').last(1 + tld_length).join('.') 322: end 280: def host 281: raw_host_with_port.sub(/:\d+$/, '') 282: end 271: def raw_host_with_port 272: if forwarded = env["HTTP_X_FORWARDED_HOST"] 273: forwarded.split(/,\s?/).last 274: else 275: env['HTTP_HOST'] || env['SERVER_NAME'] || "#{env['SERVER_ADDR']}:#{env['SERVER_PORT']}" 276: end 277: end
HTTP_X_FORWARDED_HOSTがとれなかった場合に限り、env[‘HTTP_HOST’]やenv[‘SERVER_NAME’]を見てくれるので、HTTP_X_FORWARDED_HOST非対応のサーバでも、request.domainを見ておけば悪いようにはしない実装になっているみたいです。
HTTP_X_FORWARDED_HOSTのうまい説明が見つけきれなかったのですが、これってどういう環境変数なのかなぁ?どれくらい信用のおける値なのでしょう?