愛機let’snoteR7のHDDをSSDに置き換えて、Windows7を入れました。
Aeroは使っていないけれど、ウインドウスナップという機能で、画面の左右にウィンドウを配置できるのがとっても便利です。
複数ディスプレイの扱いなど、WindowsXPで不満だった部分は改善されているし、Aeroをはじめ、余計な機能はちゃんとOFFにできるので、とても満足なWindows7なのですけど、一つだけ問題がありました。
Windows7には、新しいショートカットキーとして、Windowsキー+数字というのが用意されています。
たとえばWindows+2を押すと、タスクバーにある左から二つ目のウィンドウがアクティブになります。
Windows7から、タスクバーにアプリケーションのショートカットを配置できるようになったから、起動していなかったら自動で起動してくれたりなんかもします。
こうなっていると、Windows+3でiTunesが立ち上がるわけですね!
・・いらない。絶対いらないそんなキー。そんな重いアプリをショートカットで立ち上げたい人がいるもんか。
自分の場合、virtualWinというデスクトップ拡張ソフトを入れていて。いままでずっと、Windows+1~4は画面の切り替えに使っていたのです。
画面を切り替えようと思ってWindows+3を押すたびにitunesが立ち上がるのは耐え難いものがあります。itunesは移動させてもいいのですけど、画面切り替えにWindows+数字を押すのはもはや手が覚えてしまっているので、OSといえど譲りたくないのです。僕のWindows+数字キーを返して!
いろいろググったのですけど、コントロールパネルの操作程度でこのキーの機能を変更することはできないみたいだったので、AutoHotkeyというアプリを導入することにしました。Windows+数字キーをOSに奪われたみんなのために、やり方を書いておきます。
AutoHotkeyというのは、Windows標準のショートカットキーを含めて、ほとんどあらゆるキーの組み合わせをカスタマイズすることができてしまう、劇薬みたいなソフトウェアです。
これを使うと、Windows+数字キーを押したとき、Windows標準の動作を無視して、代わりにほかのキーを押したことにすることができます。
さすがに、virtualWinの画面切り替えをそのまま登録するのは難しそうですけど、virtualWinにWindows+数字以外のホットキーを割り当てておいて、AutoHotKeyでWindows+数字キーを押したとき、そのキーを押したことにすれば、Windows+数字キーで元通りの操作ができるようになるはず、というのが作戦です。
実際やったのはこんな感じ。
virtualWin:Windows+Alt+F1~F4を押したときに画面を切り替える
Windows+Alt+F1なんて普通の指では押せないようなキーの組み合わせを挟むのがポイントです。これで、Windows+1~4でvirtualWinの画面切り替え機能が使えるようになりました。わーい。
virtualWinとWindows7なんて組み合わせの人はそうそういないと思いますが、似たような感じでほかのアプリのために使っていたキーが使えなくなった人はいそうなので、参考になればうれしいです。