ニコニコ動画に神が生まれる理由

ニコニコ動画では「神」の扱いが軽いなーなどと前々から思ってる。たしかにすごい動画は凄いけど、神動画!神曲!とか騒ぐのが不思議でたまらない。
Twitter / よなの: ニコニコ動画では「神」の扱いが軽いなーなどと前々から …

twitterでそんな疑問を投げかけている方がおられたので、なぜ今ニコニコ動画で神と呼ばれる人が増えているのかの考察をすこし。

そもそも日本で最初に神様について書いた本は、「古事記」だと思います。この本では、日本は八百万の神の国とされているんでしたよね。

さて、古事記の生まれた奈良時代、日本の人口はおよそ約450万人だったそうです。
450万人に対して800万柱の神様ということは、人口1人あたり2柱くらいの神様が見守ってくださっていたことになります。

明治時代以降、日本の人口は急速に増加します。
01010010.png
有史以来の日本の人口の変化より。

1900年頃には日本の人口は2000万人。神様1柱で5人の人間を見守らないといけない、少神化時代がはじまりました。
その後も日本の人口はさらに増加し、現代では、1柱でなんと15人もの人間を見守っておられるのです。
最近、神様に見捨てられたのではないかと思えるほど悲惨な目に遭う人が現れるのは、そういう理由なのですね。

こうした状況に歯止めをかけるべく、ニコニコ動画では現在、日本の神様の数を増やすべく活動が行なわれています。
ニコニコ動画で日々「神」と呼ばれる人が現れるのは、そういう理由なのです。


ニコニコ動画に神が生まれる理由” への2件のフィードバック

  1. 八百万はとてもたくさん、といった感じの意味なので、800万柱の神様というわけではありませんよ。
    米一粒に七柱の神様といわれるくらいですし、全ての神が姿を現すと日本の総人口を余裕で上回るんじゃないでしょうか。
    それだけ神があふれていれば、ニコ動に神が大量降臨するのも分からない話ではないのかもしれませんね。

  2. そうか。どこかのタイミングで、八百万から7*米粒に、神様のデノミが行われたのですね!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です