パソコンの前にいたまま被災地に救援物資を送る方法

2011-03-27 22:12:40 追記。ブログが更新されていて、「ダンボールに梱包して中には1種類のみを入れて発送して下さい。」「ダンボールの表面に大きな文字で「Japan元気塾救援物資」と記載して、「中身」の記載をお願いします」などの注意書きが追加されています。こうなると、ネットショップの中の人と相談したり、一回受け取って処理してから発送しないといけないかもしれない。

  • 楽天かAmazonなどの通販をつかって、被災地で必要そうな物資をさがします。主食の方がいいらしいです。理由はあとで説明しますが、数万円くらいの金額でまとまって買っても大丈夫そうな商品が望ましいでしょう。
  • 宛先を、このブログの人にします。
    緊急連絡|加藤秀視オフィシャルブログ by Ameba
  • 決済が完了したら、ショップの中の人が商品(救援物資)を詰めて元気塾に発送してくれます
  • 元気塾の中の人がとりまとめて現地まで持って行ってくれます

注意)物資があふれたらブログで中断の連絡が出ると思うので、発送する前に一度確認してくださいね。

とりあえず自分も、魚を買って送ってみた。

以下、もうちょっとちゃんとした説明。ずいぶんラクチンなこのボランティアが結局何をしていることになるのか、本当にこれでいいのかなど。


Q: 被災地に個人レベルで物資を送っていいの?
A: 普通はダメです。知り合いの家に送るのならともかく、現地の対策本部などに個人で物資を送るのは現に慎むべきです。一万人が段ボール一個送ったら、現地には、中身不明、大きさも揃っていない一万個の段ボールが届きます。現地にこれを仕分ける能力はないので、個人が送った段ボールはひたすら現地の空間を圧迫する迷惑にしかならない、というのが阪神大震災での教訓です。

Q: じゃあダメじゃん
A: この方法は、現地に直接送るのではなくて、いったん栃木県の会社事務所に物資を集めています。ここで仕分けて現地に4tトラックで持って行っているので、現地には必要な物資だけが届くことが期待できます。

Q: 何送るのがいい?
A: 自分が送った魚はまだ在庫があるそうです。【6枚セット】温めるだけで骨ごと食べれる魚のひもの まるごとくん」
元気塾の人のブログによると「水、レトルトパック、缶づめ、カップラーメン、お餅、梅干し、たくわん類、ナメタケなど瓶に入ってるものなど、日持ちするものを募集中です。
お菓子やフルーツより主食になるものをお願いします。
」とのこと。
自分、阪神大震災の時、送られてきた物資を仕分けるボランティアをしていました。この経験からいわせていただくと、ご飯一個缶詰一個とかを箱に詰めて送られると仕分ける手間がかかるので、缶詰100個とか段ボールいっぱいのレトルトご飯とか、数がまとまっている物の方がありがたかったです。通販なら、箱詰めもショップでやってくれるし、同じ物をたくさん買いやすいから今回通販をお勧めしている次第。

Q: 元気塾って信用できるの?
A: 最終的には送る人が判断することです。自分の場合、普段ならこのブログの見た目はあんまり信用しないタイプなのですけどw、現地の写真もあがってますし、過去のブログやtwitterを見てもおかしな事になってないので、今回は信用できると判断しました。救援物資をだましとっても持てあますだけですし。

Q: パソコンの前で座ったままかよ!ボランティアってのはなぁ!
A: そういう元気のある方はぜひ現地へどうぞ。助けあいジャパン ボランティア情報ステーション。でも、このラクチンな方法だと

  • 最悪余っても栃木県に溜まるだけなので被災地に迷惑をかけない
  • 近所のスーパーで品薄騒ぎを引き起こさない
  • インターネット上で経済がより回るようになる
  • パソコンの前から離れられない人でもできるボランティア

というメリットがあると考えています。もし賛同していただける方は、テキトーな商品を買って元気塾まで送ってあげてくださいませ。

追記:一応本人に、通販から送って迷惑じゃないかどうか聞いてみた。特に困ってなさそうです。Twitter / @Japan元気塾塾長    加藤秀視: 迷惑じゃありませんよ。有り難う
ございます。 RT @ …