グーグルにNO!と言う方法

この記事のまとめ:ストリートビューがおかしいと思うのであれば、今すぐ、Deliciousのアカウントを取得して、GlobalVoicesの記事をブックマークするべきです。


Google マップ ストリートビューのプライバシー問題に関して、アンカテの中の人がGJなことをされています。

私自身は正直言って、この感覚にはピンと来ない所もあります。でも、おそらく、そういう自分の感覚は、日本人の標準とは相当ずれてるんだろうなと思ってます。

でも、感覚が違うならそれをちゃんと説明すべきだと思っていた所で、このエントリを目にしました。そこで、すぐに Global Voices のサルツバーグさんにメールして、これを翻訳していただきました。

普通は、Global Voicesでは、「こういう面白いエントリがあるよ」と紹介するまでに留めていて、実際にそれを翻訳するかどうかは、サルツバーグさんをはじめとする翻訳スタッフの判断にまかせているのですが、今回は初めて「これはぜひ翻訳してください」と強くお願いしました。
(グーグルにNO!と言えるニッポン – アンカテ)

実はボクも、違和感にピンとこない部分があったりするのですが。でも、

このエントリは、相手が違う文化、違う常識を持っていることを前提としていて、そういう相手に理解してもらえるように説明している所が素晴しいと思ったからです。

という点には賛成です。

文化の違う人たちに意見を伝えるためには、この姿勢が必須です。ここまで来たら、意見を伝えるまであと一歩だと思うのです。あと一歩ってなにかというと、おかしいと思ったら大きな声を出すこと。

ストリートビューがおかしいと思うのであれば、今すぐ、Deliciousのアカウントを取得して、GlobalVoicesの記事をブックマークするべきです。

ご存じの方は多いと思いますが、Deliciousはデファクトスタンダードのソーシャルブックマークサービスです。DeliciousでPopular Bookmarks(はてなブックマークでいうところのホットエントリ)になれば、世界レベルで話題になります。それで初めて、日本以外の国の人にも、ああ、このサービスおかしいと思う人がいるんだな、と認知してもらうことができます。

本来だったら、おかしいと思うんだったら英語でホットエントリを書け、とご無理ごもっともな事を言わないといけないところだったのですが、樋口さんessaさんの連係プレイで、何がどうおかしいのかを、英語圏の人に伝える準備ができました。あとは、Googleの人たちに、この意見をはっきり目に見えるように伝える必要があります。そのための投票権が、Deliciousアカウントなのです。