関西Ruby会議03 – Regional RubyKaigiで、 「LibraHack後の スクレイピングを 考える」というテーマでLTさせていただいてきました。
投稿者: mogya
GoogleChromeでURL補完
この間開発合宿でお世話になったmsngの人のお悩み。
Fx だったらロケーションバーに “ap tw” などと入れたら http://apiwiki.twitter.com/ が候補に出てくるんだけど、Chrome でそういうのできないでしょうか。
できたよ!
アドレスバーで右クリックして、「検索エンジンの編集」を呼び出す。
こんな感じで入力。%sを使って検索エンジンを登録するための機能だけど、使わなくても登録できるみたい。
こんな感じで、キーワードとして登録しておいた文字列で呼び出すことが出来ます。
追記:残念ながら、求めていたのはこれじゃないらしい。AND検索までは聞いたことがないなぁ。
@mogya スペース区切りの AND 検索がしたいんです。”api” だけだとたくさん出てくるけど、Fx なら “api tw” だと api.twitter.com に絞られて便利なので。
英語で0個は複数形らしい
英語でものを数える時、例えばone apple, two applesという具合に複数形のsがつくけど、これ、0の時はどうでしたっけ?という話題。
0points 1point 2points 3points この数え方あってますか?-Yahoo!知恵袋
0 points
1 point
2 points
3 points
この数え方あってますか?
ベストアンサーに選ばれた回答
0は単数ではないので、0 pointsで正解です。
そういわれてみるとそんな気がするけど、不思議不思議。
こういう時は、Google英語検索の検索結果でどっちが多いかを比べてみます。
“0 bytes”-GoogleSearch About 1,190,000 results “0 byte”-GoogleSearch About 267,000 results “0 points”-GoogleSearch About 2290,000 results “0 point”-GoogleSearch About 439,000 results
おお、たしかに複数形の方が多数派です。
実際の検索結果を見ると、”0 bytes”と”0 byte”が混じっている掲示板なども普通に見られるし、0byteと書く人もいっぱいいるみたいだけど、複数形で書くのが多数派なのは間違いなさそう。
ちなみに、普通にGoogleで検索すると日本語を優先して検索しますので、日本語ユーザーの英語でどうなっているかを見ることになってしまってあんまり意味がありません。英語でGoogle検索する方法については過去に説明したのでこちらをどうぞ。
おまけ:自分の知り合いがラングリッチという英会話教室を始めました。Skypeで学べるオンライン英会話教室です。興味のある人は見てあげてね。
IPv6のアクセスは意外と簡単だった
IPv4アドレスが枯渇するといわれ始めてから結構たちます。
ぶっちゃけ、これって石油の枯渇問題と一緒で、無くなる無くなるといわれつつも、無くならないために新しい技術が開発されつづけるから、無くなる無くなるといわれても案外無くならないものですよ、とタカをくくっていたのですけど。
来年中旬に発生すると思われるIANAプールの枯渇は、実際のユーザにとっては指標でしかありません。 日本で枯渇の影響が出始めるのは、アジア太平洋地域のRIRであるAPNICのIPv4アドレスプールが枯渇した後です。
中国と同一地区である日本では、世界5地域の中で最も早く枯渇に遭遇します。 今のところ、APNICでのIPv4アドレス枯渇は2012年開始直後と予想されています。
(Geekなぺーじ:IPv4アドレス残り実質約2.7%)
来年とか2012年といわれると、さすがにそろそろ準備をしないといけない気がしてきました。
インターネットを使う側のユーザーさんはともかく、WEBサービスを提供する立場の人間としては、IPアドレスが取れなくなると、即座に新しいサービスが提供できないという問題に直面します。
というわけで、IPv6対応にするためにどうしたらいいのか、ちょっとお勉強をしてみたので、メモです。
一応言っておくと、上記のような甘い見通しを改めて数時間勉強した程度なので、そんなに深く理解しているわけではありません。たぶんいっぱい誤解していると思います。
でも、具体的にどうしたらいいかをわかりやすく説明しているサイトが見あたらなかった以上、体当たりしてみるしかないじゃない!間違ってたらきっと詳しい人がつっこんでくれるよ!(つっこんでください)
IPv6のサイトにつないでみよう
最終目的は、モバイラーズオアシスなどのWEBサービスをIPv6でアクセスできるようにすることです。とはいえ、とりあえず自分がIPv6のネットワークにつなげないことには、サーバ側がIPv6に対応しているかどうかを確かめるすべがありません。というわけで第一回は、IPv6でWEBサイトに接続してみることにしました。
IPv6で接続できているかどうかについては、テストしてくれるサイトがいくつかあります。有名なところだと、The KAME projectのページは、IPv6で接続すると亀が泳ぐのだそうです。あと、OCNが提供しているサイトで、IPv6通信確認サイトというのもあります。
どっちでもいいのですけど、とにかくこういうサイトに「IPv6で接続しています」といってもらうのが今日の目標です。
いろいろググってみると、OCN|OCNIPv6というサービスを発見。これを使うと、IPv6アドレスを割り当ててくれるみたいです。
じゃあこれに契約・・・と思ったところで、意外な記述を発見。
実はいま気づいたんだけど、イーモバイルって、IPv6でもインターネットつながるんですね。
イーモバイル(emobile)はIPv6対応しているデュアルスタック構成のようだ。|恵比寿で働く仕掛け人~プロデューサーただし~
マジでっ?!
・・・だめだよね。だいたいこれで通るんだったら、イーモバイルを使っているユーザーは全員IPv6アクセスしていることになってしまう。
でも、プロデューサーただしさんが言うとおり、http://[2001:268:fd01::1]にアクセスしてみると、たしかにKDDIのサイトに繋がります。(←IPv6対応のすんでいない人は、このリンクをクリックしても繋がりません)
つまり、ホスト名じゃなくてIPv6アドレスでアクセスしてあげればいいのかな?
ググってみたら、これもOCNのサイトで説明されていた。
IPv6ブログ:アクセス先のサイトがIPv6に対応しているか確認したい(nslookupコマンド)。
nslookupのデフォルト設定では、DNSのAレコードを参照するようになっているためIPv4アドレスの答えのみが返ってきてしまいます。そこで、IPv6アドレスに関する答えを得るためには、AAAAレコードを参照させるコマンド「set type=AAAA」を設定します。
C:\WINDOWS\system32>nslookup > set type=AAAA > www.ocnipv6.jp 権限のない回答: 名前: www.ocnipv6.jp Address: 2001:218:2001:3005::7f
取れた。
プロデューサーただしさんのやり方を真似て、ブラウザのURL欄に[2001:218:2001:3005::7f]/と入力してアクセスしてみる。
おおぉお!
念のためKameプロジェクトにもつないでみる
目的達成(笑)
あとで調べてみたところでは、イーモバイルのダイアルアップでつなぐと、ISATAPというIPv4-IPv6移行のための技術でIPv6プロトコルを通してくれるらしい。たぶん、PC内でISATAPトンネルに潜った後、イーモバイルのネットワークからIPv6ネットワークに出て行ってるんだと思う。
まとめ
IPv6のWEBページにつないでみたい時は、イーモバイルのモデムでダイアルアップして、IPv6アドレスを直うちしてあげればよい(例:[2001:218:2001:3005::7f])
本当ならば、http://www.ocnipv6.jp/でアクセスできるとかっこいいのですけど、そのためには、DNSサーバがホスト名をipv6アドレスに解決してくれる必要があるはず。それとも、ブラウザがAレコードじゃなくてAAAAレコードを取りに行くようになるんだろうか。この辺はもうちょっと勉強がいりそう。
(復旧しました)メイドめーる、現在停止中
ドメイン管理会社への支払いを忘れていて、maidmail.jpのドメインが失効してしまいました。幸いまだ取り戻せる期間だったため、手数料を払って現在回収を進めていただいております。ドメイン名が直り次第、サービスも復旧すると思います。利用している方々にはご迷惑をおかけして申し訳ないですが、しばらくお待ちくださいませ。
00:54追記:復旧しました。
さくらのVPSを使ってみた
さくらのVPS|VPS(仮想専用サーバ)はさくらインターネット
さくらのVPS提供開始にあたり(さくらインターネット創業日記)
自分が今お借りしているサーバは、linode.comという米国の会社のVPSです。いろいろおもしろ機能がたくさんあって、コストパフォーマンスもいいのですけど、すべてのアクセスが太平洋を横断して行われるので、レイテンシ(応答速度)が遅くなりがちなのがネックです。さくらインターネットさんでVPSやってくれないかな、とずっと思っていたので、早速申し込んで使ってみました。
申し込み
WEBからフォームに入力して申し込むとメールが届いて、すぐに利用を開始できます。さすがVPSですね。
管理コンソール。linode.comに比べると機能が少ないのでシンプルです。
インストールされているOSは、上のスクリーンショットでも見えているとおり、CentOS5.5。最小構成のはずなのですけど、なぜかSendmailも入ってました。
使ってみた
モバイラーズオアシスのシステムを持ってきてさくっと動かしてみた。
こっちは今使っている、linode512(framont)のサーバ。
期待通りレイテンシが早いので、数字の上ではだいぶ軽くなります。ただ、重い部分は後でロードするとかの最適化をかけてあるから、体感的にはほとんど分からないんじゃないかなぁ。
比較
Linode 512(Fremont) | さくらのVPS | |
RAM | 512MB | 512MB |
ストレージ | 16GB | 20GB |
料金 | $19.95 = (1$90円で)1795円 | 980円 |
レイテンシ | 148ms | 21ms |
clone機能 | あり | なし |
DNS | 無料 | 1000円 |
レイテンシは僕のパソコンからping打って測定した時間です。
ほぼ同じスペックのサーバを国内に設置してお値段半分なのだから、さくらさんとてもがんばっていると思います。
回線に関しては、いったい何人を100Mbpsの中に詰め込む気なのかが分からないので、ここは保留。
DNSサーバの価格
linode.comでは、DNSサーバが無料オプションでついているのに対して、さくらインターネットさんでは別途申し込まないといけません(¥1050/月)。VPS1台+DNSサーバだと、2000円くらいかかるので、実はinode.comと同程度のお値段になります。
でも、DNSサーバは1申し込みで10ゾーン使えるので、何台かVPSを借りるのであれば、だんだんさくらのVPSが有利になっていきます。
メモリの増設
それよりも気になるのは、さくらのVPSはサーバスペックが固定であること。
linode.comだと、追加費用を払ってメモリを増やしてもらうことが出来ます。このおかげで、モバイラーズオアシスがニュースサイトに取り上げられて一時的にアクセス数が増えた時は、メモリを増やしてもらってアクセスをさばいておいて、ほとぼりが冷めたら元に戻す、というような事が出来ました。サーバ構成を変えずに対応できるのがとても便利です。
さくらのVPSでは、こういった増強オプションがないので、ユーザーさんが増えてきたら、WEBサーバとDBサーバを分割するとか、複数台のWEBサーバでユーザーさんのアクセスを裁くというような技術が必要になってきます。
ユーザー数が100万人とかに到達した時には、メモリ増設では追いつかなくなるので、遅かれ早かれ勉強しないといけない技術ではあるのですけど、5万PVくらいのプチ人気サイトのためにロードバランサーの導入とか、ちょっとめんどくさい・・・
クローン機能
あと、linode.comでは、新しいVPSを申し込んだ時に、既存のVPSのクローンを作ることが出来ます。
さくらのVPSだと、新しいVPSを導入するたびに自分でApache入れてRuby入れて・・・というのを繰り返さないといけないのですけど、クローン機能を使うと、今動いているサーバと全く同じサーバをもう一台作ることが出来るので、サーバを増設する時の作業がとても楽になります。
セットアップスクリプトを書くとかすれば対応できる話ではあるのですけど、人間楽なことを覚えるとすぐダメになりますよね(笑)
自分的結論
linode.comの便利機能に慣れた立場からすると、運用が大変そうだなぁ、と感じます。
リーズナブルに国内のサーバを利用できる点はとても良いのですけど、機能面で不足が目立ちます。さくらさんなら、きっとすぐ追いついてくるんじゃないかと思うので、しばらく様子を見ておこうと思いました。
[iPhone]iOS 4で簡単にメモリ解放する方法
iPhone4を買いました。iPhone3GにiOS4を入れていた頃は、漢字変換のたびに処理が止まってイライラしていたのですけど、iPhone4ではびゅんびゅん動くので、幸せな時代が戻ってきました。
ところで、iPhone3GS以降のiOS4(つまりiPhone3以外)では、マルチタスキング画面というのが使えます。ホームボタンを二回押すと、こういうのが出てきますよね。
この画面で、どれでもいいのでアイコンを長押しすると・・・
アイコンを並べ替える時と同様の、プルプル状態になります。アイコン左上のマイナスをタップすると、そのタスクがメモリから削除されます。
例えば、わりとメモリをたくさん消費するHootSuiteを削除するとこんな感じ。
<
p style=”clear:both”>
もっとも、iPhone4はメモリが豊富なので、削除しないと困るような目にあったことはありません。適当に操作していたら出来ることに気づいて、意外と知らない人がいるみたいなのでとりあえず記事にしてみました。
ノートパソコンで静かに充電する方法
最近USBケーブルで携帯電話を充電するのが当たり前になってきて。
ノートパソコンにUSB充電ケーブルをつないで携帯電話を充電することって良くあると思う。出張のときとか。
夜寝る時にパソコン立ち上げておくと、
- 画面がまぶしい
- 勝手にサスペンドして全然充電できていないことがある
- 勝手にウイルスチェックが始まって、ヒュイーン!ってファンが鳴り出す
- 勝手にナントカアップデートが始まって、勝手に再起動したりする。うっかり音を切り忘れていて夜中にファンファーレが鳴ったりなんかした日にはもう!
で、画面を閉じても電源を切らない設定とか、出来るだけファンを回さない設定とかウイルスチェックのスケジュールを調整とか、ググれば全部出てくるんだけど、寝る前にそんなことしたくないじゃない?パソコンの設定を変えるのが楽しいとか何その初心者的対応。
で、そういうのを一気にかっ飛ばして要求を満たす方法。
パソコンをBIOS画面にする。
BIOS画面は、たいていUSBに給電してくれる。画面を閉じたら電源を切るとか余計な機能もついていないし、処理が軽いからファンも回らない。勝手にナントカアップデートが走る心配もなくて超便利なので、そういう需要がある時はお試しあれ☆
cacooで簡単にiPhoneワイヤフレームが書けるようになった
社内公用語を英語にすると何が起こるか
派遣プログラマ時代の思い出が反響いただいているようでありがとうございます。一応言っておくと、本当に経験した話です。書いてない話はあるけど書いてあることはだいたい本当。
ところで、そのラピュタですが、日本企業と外資がくっついて出来た職場だったので、公用語が英語でした。
スタッフの40%近くはインド人で、20%くらいそれ以外の国の人もいて、残りが日本人なので、英語ネイティブを無視して仕事はできない状況です。
日本人がほとんどの状態で「公用語を英語にします」と宣言してしまった会社とはだいぶ状況が異なるとは思うのですけど、英語が得意でもない日本人が英語で仕事することを求められたらみんなどうするかというのはやっぱり面白い気がするので、こっちも書いてみようと思います。
日常
公用語が英語といっても、別に社内で日本語を口にすることが禁止されているわけではありませんでした。お昼休みは、日本人同士で固まって食事に行くので、そういう場面での会話は日本語です。
他の国の人たちも、だいたい同じ国の人が固まることが多かったです。少数派の国の人たちは、余りっ子組みたいなのを作ってましたが。
自分、「これってもしかして英語力を上げるチャンスじゃね?」とか思ってインド人のみなさまと食事に行くことを試みたのですけど、相当難しいです。後述するように食べるものが違ってますし、彼らは彼らで食事の時くらい自分たちの言葉で雑談したがるので、居心地が悪くて、結局自分の会社のグループに戻ってきてしまいました。
メールについても、日本語と英語が半々くらい。ただし、公式な連絡(会議の通知とか)については、すべて英語でした。
正確に言うと、元が日本語のメールには必ず英訳がついてくるのに対して、英語のメールに日本語訳がついてくることは原則ない、という感じ。
公用語が英語なので、「英語のメールなので読み飛ばしていました」的ないいわけは許されないことになっています。
とはいえ、大学で掲示板を見てなくても友達経由で試験日程を知っている人がいたように、日本人の同僚が助けてくれるからボ~っとしていても何とかなっちゃう人は存在していました。
会議について
会議は英語で行われます。ルールでそうなっているのもあるけど、会議のメンバーに日本語が分からない人がいるからそうならざるを得ない。
会議の進行役の人は、可能な限り英語で議論する場面は減らしたいから、一時間の会議に二時間くらいかけてアジェンダを作ります。半分くらいは使いそうな英語をチェックしておく時間だけど、結果的に議事録ドリブンな会議になったので、これはこれで有益だった気がします。
たまに日本人しかいない会議があると、とっとと日本語で片付けてしまうことは普通に行われていました。予定の半分くらいの時間で終わって、日本語で話したのに議事録だけが英語で残ります。
あと、会議中に話がややこしくなった場合、「ジャストアモーメントね」と話の流れを止めておいて、日本人同士が日本語で話をまとめてしまって、あとでそれを英語で説明するという裏技が普通に使われていました。
職場には、部署に一人か二人、英語のスペシャリストが雇われています。日本語で重要なメールが流れた場合に英語にして再送するのがメインのお仕事ですが、重要な会議の時には通訳みたいな形で入っていただくこともあるし、日本人が書いた英語ドキュメントのレビューをお願いしたりすることも出来ました。
ただし、100人以上のメンバーを一人で見ていますので、おいそれと仕事は頼めません。下っ端は自分で何とかするしかありませんでした。あ。でもたまに言い回しとかは教えてもらってた。
ドキュメントについて
すべて英語で書くことが求められていました。日本語で書かれたものはメモであってドキュメントじゃないみたいな扱いです。
で、そんなこと言われたっていきなり英語のドキュメントなんてほいほい書けないので、みんなどうしていたかというと。
1.似たようなドキュメントをコピペする
過去のドキュメントは専用のリポジトリがあって、すべてそこから検索することが出来ました。
そこで、ここから自分の書きたいのと同じような内容のドキュメントを見つけてきて、コピーして、必要なところだけ直せば英語ドキュメントできあがりです。プログラマ同士、ER図とかクラス構成図は世界共通の概念ですから、案外これで実用的な文書ができあがっていました。
2.翻訳サイト
大枠はコピペできますけど、ある程度は英語の文章を書く必要がでてきます。また、英語の文書を読まないといけない場面はもっとたくさんあったので、翻訳サイトへのアクセスは相当多く行われていました。
ところが、こうやって翻訳される文書は、本来社外に出してはいけない書類とか、NDAを結んで入手したドキュメントもたくさん存在するので、それを社外の翻訳サイトにパカパカ貼り付けるのはどうなのよ、というのが問題になります。
そこで、社内に専用の翻訳ソフトサーバが導入され、今後WEB上にある翻訳ソフトは使わずに社内サーバを使うように、とのお達しが通達されます。
これが高いくせに全然使えないんだ・・・ろくな訳ができないことがでないことが知れ渡ると、こっそり社外の翻訳サイトを使う人が続出して、やがて社内サーバはほとんど誰も使わなくなりました。
#個人的には、名詞だけ置き換えて使えばそんなに問題にならないと思うんですけどね。
「Appleの新商品iMogyaの機能について」をそのままWEBに流すとまずいですけど、「Aの新商品Bの機能について」をWEBで訳して、AとBを元に戻せば、別に情報は流出しないですよね。
飲み会
この職場、何が大変かというと、飲み会が大変でした。
米国では仕事が終わった後に飲み会なんて考えられないのですけど、日本の職場だし、日本に来ているインド人はたいてい独身だったので、打ち上げくらいは開催することが出来ました。
ただし、インド人の中には菜食主義者の方がたくさんおられます。肉を一切食べない人、ブタが駄目な人ウシが駄目な人、人によって様々。
この時点で、ほとんどの飲み屋さんは全滅します。白木屋とかありえない。
最初のうちは、菜食主義者の人用メニューを用意してもらったりもしていたのですけど、お店としても出せる料理がほとんどなくて困ったメニューになることが多かったので、やがて、宴会は豆腐料理専門店で行われるようになりました。
湯葉をつつきながらビールで乾杯。あ、たまにアルコールも駄目な人がいるので、湯葉を食べながらウーロン茶で乾杯する人たちもいた。
飲みながら英語をしゃべるのは、慣れたら出来るんですけど、豆腐で宴会盛り上がるのはたいそう難しかったです。あれ、今でもやっているのかなぁ・・・