ブログやWEBサイトに地図を表示することが出来て大変便利なGoogleMapsAPIに関して、Googleが有料化を発表したのでビックリしました。
Googleは、Google Maps APIの利用規約を今年4月に改定し、10月1日から同APIの利用上限を定めることを発表していた。
現時点で利用上限を超過しても、即座に課金されることはない。利用者には、APIの利用状況を確認する期間が与えられる。その上で、利用上限を超えている場合には「2012年初めごろ」から強制的に課金されるとしている。その場合は、最低30日前に通知されるとしている。
(Google Maps API有料化の詳細発表、該当ユーザーは2012年初めに強制課金開始 -INTERNET Watch)
今一番知りたいことは「どれくらい使ったら課金されるようになるのか」だと思うのですが、自分が調べた範囲では、あまり気にしなくてよさそうです。根拠はこれだ!
Styled Maps というのは最近出来た機能で、GoogleMapsから線路を消したり海の色を変えたりといったデザイン変更が出来る機能です。こちらを使っている場合はちょっと厳しいのですけど、そうでない場合は 25,000 map loads / Day。1ページに大量の地図を埋め込むことは普通ないので、つまり実質25,000 PV/Day ≒ 75万PV/月ということになります。
モバイラーズオアシスが10万PV程度なので、食べログさんとか、大手不動産業者さんレベルにならない限りは課金されないんじゃないかと。30min.さんあたりが微妙なラインかなぁ。
さらに上記ページを見ると、越えた場合の課金金額も書かれています。
25,000を越えたあと、1,000usageごとに4$だそうです。例えば100万PV/月のサイトがあったとすると、約3万3千アクセス/Dayなので超過部分が8300usage=$32。$960/月なので、76,800円/月ということになりますね。
ちなみに、Google Maps API Premier、お値段を公開している代理店を見つけました。85万円/年~だそうです。
GOGA – Google Maps API
追記:Google Maps API Expertの方からコメントがいただけました。
回数は、APIライブラリの読込回数です。
ANN:Google Maps APIへの使用制限の導入について – Google-Maps-API-Japan | Google グループ
ということは、iPhoneアプリなんかは、アプリを起動して地図を表示するごとに1回と考えれば良さそうですね。