RubyHiroba2014のLTについて

RubyHirobaのLTについていくつかお話できることを。

結果的につまらないプレゼンで時間をとってしまって、さらに運営に余計な対応をさせるはめになってしまったことはホント申し訳ないと思っております。

今回話題が公になったので、引き続き議論していただくための参考資料として、僕の側から見て何が起きていたのかを説明させていただきます。

前日まで

 RubyMLのメールでLT募集のことを知りました。

[ruby-list:49953] 9/21(日) RubyHiroba2014の参加受付中です

 これは面白いんじゃないかな、と思って、今回のようなLTをやろうと思っている旨を当人に相談した所、OKが出たので、LTthon | RubyHiroba 2014を見て、応募フォームからタイトル書いて申し込みました。この時、アンチハラスメントポリシーにはぜんぜん気付かなかったです。わりとギリギリの話題をやろうとしている自覚はあったので、気づいていたら止めてたと思います。

 LT申し込みフォームにタイトル記入欄があったから、内容が明快にわかるように「社長が美人で何がわるい」というタイトルで申し込みました。ダメならここで止めてくれるだろうと思ってました。
 結果的には、工数がないからノーチェックで通ってしまったのだそうです。ボランティアだからそうなることは仕方ないと思うのですけど、この時点でそんな可能性はまったく思いつかなくて、当日の案内メールが来たことで「あ、OKなんだな」と理解してしまいました。

当日

 一人目の人が欠席で、結果的にぼくがトップで発表することになりました。

 発表が*終わってから* 「ところでRubyHirobaにはアンチハラスメントポリシーというのがあります」といわれて、ドキっと思わなくもなかったのですが、その後「PHPをDisったりするのは禁止です」というから、「あ、これは場を盛り上げるためにぼくのネタを引き継いで冗談を言っているのだな」と理解しました。

 その後も、Tシャツ取りに行った時とか、「ここで食事しても大丈夫ですか?」ってスタッフの方に確認に行った時とか、どこかのタイミングで直接言っていただけたら、記事の公開を見合わせるとかもありえたのですけど、上述の通り冗談をいわれていると思っていたので、ぎりぎりオッケイなおもしろいプレゼンをしたつもりでいました。

 時間があればもう一個枠をいただいてRails+GoogleAnalysticsの話もやろうと思っていたのですけど、前日から体調不良気味だったし、午後になって枠がいっぱいになっていたので、無理せず帰宅しました。ひょっとしたら運営の方は、終わってからお話をしたかったのかもしれないですね。

月曜日

 土曜日のRuby関西同窓会で、LTと同様の話をしてスカウトした方がオフィスに来てくれたので、僕としては成功したつもりになってました。
そこで、資料に出ている当人にプレゼンを見せて、「公開してもいい?」と聞いたところ、「いいよ」とのことだったので、ノリノリで資料も公開しました。

半日後くらいにRubyHiroba運営の方からメールを頂いて、ここで初めて事態を悟りました。
指示に従って資料は非公開にして、連絡を待っていたのですが、今日になって、「RubyHirobaの
アンチハラスメントポリシーに明確に抵触するものではない、という結論になりました」というメールを頂きました。WEBサイトで「残念ながら、ジェンダーや性的な表現について、アンチハラスメントポリシーに抵触する発表がありました」と書かれていることとの整合性については、僕にはよくわからないです。

LTthonで行っていただいたプレゼンですが、運営で協議したところ、RubyHirobaの
アンチハラスメントポリシーに明確に抵触するものではない、という結論になりました。
曖昧な言い方で大変申し訳ないのですが、「あのようなポリシーを掲げているイベント
での発表としてはあまり好ましくない。しかし、どこがダメで誰に対してのハラスメント
であるかを明確にすることが難しい」という判断です。

ただ、ポリシーに抵触するのかしないのかはさして重要ではなくて、くだらないLTのために運営に余計な手間を取らせてしまったことはほんと申し訳ないし、調子のってたなーと思っております。以後気をつけます。