ZAPAnet総合情報局のzapaさんが、
SHARPのガラパゴスについて
「ガラパゴスがヒットしたのは、ガンダムと同じように「ガ」行の力強さと、ポケモンと同じように「パ」行の響きの良さを組み合わせた単語だったから」
って説明されています。それならzapaさんはガッパさんにしてはどうかと提案したのですけど、却下されてしまいました。とても残念です。
さて、そういう音の持つ力について、女たちはなぜ「口コミ」の魔力にハマるのかという本に具体的に説明されていました。
- 「男の子はみんな無意識のうちにB,G,D,Zの濁音4音に興奮する」(ゴジラ、ガメラ、ゼットン、ガンダム、ゲッターロボ)
- P音は、口腔内の空気を軽く破裂させる、ブレイクスルー系の破裂音。赤ちゃんが意識的に出す最初の無声子音でもあり、陽気さ、気持ちよさ、子供っぽさ、軽さ、遊び心などの印象がある。
- 赤ちゃんは生まれてすぐ、無意識のうちに「M(g)M(g)」と発音しながらおっぱいを飲む。この体験から、Mの音は「母性」と強い関係を持つ(ママ、マミー、マザー)。マリリンモンローという名前はこの点でとても良くできている。
- 10代から20代の若い女の子はS音の爽やかさが大好き。サッカーの中村俊輔選手がナカムラ選手じゃなくてシュンスケと呼ばれるのは、俊敏で、颯爽としたミッドフィルダーのイメージになるから。
- 一方、40代から50代の男性はS音が嫌い。中村俊輔を彼氏としておとうさんに紹介する時は、「シュンスケ君」じゃなくて「ナカムラ君」と紹介するほうがうまくいくかもしれない。
シュンスケと呼ばれるのは中村憲剛選手がいるからだし、初対面の人を名字じゃなくて名前で紹介されたらそりゃあ怒るというか困るだろう、という気がします。
でも、G音は男の子が大好きという説明は、zapaさんのガンダムの説明とずれてませんし、小学生をターゲットにしたポケモンがP音で始まるのも、上に引用したP音の解説で説明することが出来ます。
それだったら、もっと他のこともこの本の理論で説明できるかもしれません。面白そうなのでやってみました。
グーグルがヤフーほど一般うけしない理由
グーグルとヤフーを比べると、Yahoo!には女性、若年層が多く、Googleには男性が多いという調査結果が出ています。
グーグルは、Gで始まって、さらにもう一個Gが含まれています。これに対して、ヤフーのYは「口腔全体をやわらかく使って出す、安らぎの子音」なのだそうです。つまり、グーグルがヤフーほど一般に浸透しない理由の一つは、グーグルにGの音が多すぎるからなのかもしれません。
もしグーグルがヤフーに対抗することを考えられるのでしたら、音のバランスがいいライブドアを買収して日本向けのサービス名にしてしまうというのがいいかもしれません。
グルーポンとポンパレの将来を予測する
グルーポンとポンパレ、どちらも「ポン」を含んでいます。当然クーポンから来ているのだと思いますが、楽しい雰囲気をだすのに役立っていますね。
一方、グルーポンは男の子大好きGの音で始まるのに対して、ポンパレはPを重ねた名前になっています。
このまま行くと、グルーポンはグーグル同様に男性ユーザーが多くなってしまうかもしれません。クーポンを使ってくれるユーザー層を考えてGの音を外したのだとしたら、リクルートさんはさすがという他ないですね。