たとえば、最初は地図なんて見えないけど、ボタンを押したらGoogleMapを表示するようなWEBアプリケーションを作りたいとか、逆ジオコーディング(だけ)のためにGoogleMapsを使いたい(!)とか、そういう理由で 見えないオブジェクト上にGoogleMapsオブジェクトをロードしたいという要求がたまにあって。
ところが、display:noneのオブジェクトにGoogleMapをロードすると、GoogleMapは自分自身のサイズが取れないので、ちゃんと表示されない。
display:none の状態で初期化するとバグる – てっく煮ブログ
上記ブログでは、だからdivを表示した状態でロードしましょう (つまり、GoogleMapはボタンを押した時にロードしましょう)ということになっているのですが。
GMap2だと、sizeプロパティを指定できるので、非表示のままロードすることも可能になっています。
Google Maps API リファレンス – Google Maps API – Google Code
/* googleマップ */ var currentPos = new Array(); currentPos['latitude'] = 35.7301; currentPos['longitude'] = 139.7090;/* デフォルト値:池袋駅西口公園*/ var zoom = 14; google.load("maps", "2", { "callback" : function() { if (google.maps.BrowserIsCompatible()) { jQuery(window).unload = google.maps.Unload; var map = new google.maps.Map2( document.getElementById("map_canvas"), { size:new GSize(500,500) } ); map.setCenter(new google.maps.LatLng(currentPos['latitude'], currentPos['longitude']), zoom); map.enableGoogleBar(); map.enableDoubleClickZoom(); map.addControl(new google.maps.SmallMapControl()); map.addControl(new google.maps.MapTypeControl()); }else{ window.alert('Browser is not compatible for Google Maps'); return; } } } );
何が嬉しいかというと、ボタンを押した時にロードするよりも、あらかじめロードしていた方が、多少スムーズに表示されます。