ピョコタン先生に学ぶ節約生活術



ガジェット通信の記事がすごいおもしろかったので紹介します。
デビュー13年間いまだに売れない漫画家・ピョコタン先生インタビュー – ガジェット通信

編集部: 過去、『コロコロコミック』の別冊などには載っていましたよね。人気はどうでしたか?
ピョコタン: 人気があれば続くはずだから、ないに違いない。暗黙の了解だ。

 いきなり悟った話からはじまります。が、それは本題ではなくて。

編集部: 13年間も売れないのに漫画家として続けてこられたのはナゼでしょうか?
ピョコタン: 生活費を最低限に抑えて対して稼がないでも暮らせるようにしてきたから。

 ポイントはこれです。たくさん稼がなくても使う方を節約したら意外と幸せなのかもしれない。

ピョコタン: だから『モンスターハンター』とか、400時間くらいできるゲーム買ってあまりお金かけずに生活すればいいのだよ。

 あるあるw
ファントム・ブレイブのPS2版とか、アストロノーカとか、ワゴンセールで売られていたのに数百時間余裕で遊ぶことができました。コストパフォーマンス良すぎ。

#アストロノーカは、そのおいしさに気づいた人が増えているため、最近の中古市場ではとっても高いです。それでも、5000円なんて飲み会一回行ったら飛んでいくのだから、100時間遊べたら全然お得ですよね。

編集部: 美味しい寿司や焼肉を食べたいなどの欲望はないのですか?
ピョコタン: そういうのは出版社のパーティーに忍び込んで食べる。自宅ではメカブと納豆とご飯だけを食べている。たまにタイムセールで激安になるサンドイッチを買っているよ。210円のサンドイッチが、午後4時を過ぎると3つで430円になるんだよ。
編集部: サンドイッチ生活ですか……。それにしても、仕事してないのに出版社のパーティには呼ばれるんですね。
ピョコタン: 誰かのアシスタント枠という設定で知り合いの漫画家についていく。入口さえ抜ければあとは自由。あそこだけ勝負。

 この記事だとサンドイッチがポイントみたいに見えますが、食費節約のポイントは自炊です。
ハナマサとか業務スーパーといった業務用の大規模食材店で買いだめしつつ、商店街の特売日を押さえておけば3万円/月も夢じゃない。

避けた方がいいのはコンビニとスーパー。電子マネーが使えるようなお店は、その分のコストが商品に乗っかっているので、当然商店街とかより高くなります。
運良くシャッター街にならずに済んでいる商店街で、おじいちゃんおばあちゃんが経営しているようなお店は、人件費が安いので、とても安く食材を仕入れることができます。

スーパーの見切り品にしても、商店街の特売にしても、ポイントは時間が自由になることで。
自由な時間に自由なお店へ買い物に行ける立場になると、いろいろ激安商品を買えるので、生活費が激減します。

会社員であることは、それなりに安定収入が保証されるのは事実なのですけど、上記の理由で、じつはとっても割高な生活費を負担させられていると思うのです。
じつは多少実入りの悪いフリーランスでも、収支を考えるとあまり変わらないんじゃないかな。だったら、成功した時全部自分でいただけるフリーランサーという選択肢は悪くない。

#そういう意味で、節約の観点から行くとネットスーパーはあんまりオススメしないです。送料350円あったらモモが3個買えるw

編集部: 漫画家をやめて他の仕事をする可能性はありますか?
ピョコタン: もっと楽しいお仕事があればやる可能性はある。家でゲームしてて日給5万円とかあれば。
編集部: なんだ、やっぱりお金がほしいんじゃないですか。
ピョコタン: 楽してお金ほしい。苦労してまでほしくない。永久に王様気分で死を迎えたい。人生トータルで考えて、楽しい時間の割合を増やしたいの。そう思うでしょ?

 やっぱりphaさんみたいなこと言ってます。や、賛同しているボクだって同類ですけれど。

ピョコタン: 職業は限りなくニートに近いが、最近は兼業ニートと言うようにしている。職業欄にもそう書いている。

 わー。やっぱりニートっ!

というわけで、ニートとかフリーランサーとか引きこもり的な方々にはおもしろい記事だと思うので良かったらどうぞ。
デビュー13年間いまだに売れない漫画家・ピョコタン先生インタビュー – ガジェット通信