港区立図書館の本を検索するFirefoxプラグイン

愛用している港区立図書館サイトがリニューアルされたみたいですね。



Firefoxには、検索プラグインという仕組みがあって、これをつかうと、検索バーから図書館の本を検索する、というようなことが出来ます。



というわけで港区の図書館の本を検索するプラグインを作ってみました。


searchplugin.PNG

ダウンロード:minato.xml


2008-01-07 20:47:22 追記

 Firefox 2 の検索プラグイン (検索バー) – コンピュータ系blogの記事を参考に、簡単にインストールできるようにしてみました。今この記事を見ている状態で検索バーのアイコンのところをクリックすると、追加メニューが出てきます。
searchplugin2.PNG


あけましておめでとうございます

今年は仕事始めとか気にしなくてよくなったので、12/23-1/6まで、長い目に実家に戻ってきています。



といっても完全にオフになったわけではなく、午前中は家族でゆっくり過ごしたあと、午後から近所のマクドナルドで仕事。夕方帰宅、というペースです(元日も!)

用事があれば仕事の時間をずらしたり、仕事が早く終われば早く戻ってきたり。

仕事の時間は自分で決める。うんうん。これこそ僕のやりたかったことですよ!



今年の抱負。やめるほうは去年一番大きなことをやめましたから、今年は新しい方向を模索する年です。

  1. 何はともあれ、独立自営業者として生き残る。
    • 自分のやり方、能力のうち、どんなものがどれくらい求められているのか、今後どういう分野を主力にすべきなのか、それを見極める。
    • そのために、仕事は出来るだけ断らないで、いろんなことをやってみる。
    • あと、積極的に人と会う。これは昨年と変わらず。
  2. とはいえ、せめて昨年並みの収入(売り上げ)は出したい。
  3. できれば年末には法人化を検討できるくらいになっていれば素敵ですね。



なんだか低めの目標に見えるかも知れないですが、剣を振るのは足元をしっかり固めてから、がポリシーです。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

煩悩イレイザー公開

いいめもプロジェクトの年末期間限定イベント「煩悩イレイザー」を公開しました。



もう間もなく今年も終わりですが、「わー!これやってねー!」「こんなこともしたかった」という煩悩をみんなで送っていただこう、というイベントです。送っていたいた煩悩は、煩悩イレイザーがきっと消去してくれます。



よろしければお試しくださいませ。

bonnou1.gif

「大きな会社小さな会社」について

独立を考える以前からずっと疑問だったことの一つに、「どうして人は組織を大きくしようと思うんだろう?」というのがあります。



よく「組織が大きくなると風通しが悪くなったよね」「会社が大きくなったら余計な組織ばっかりできて、やたらと書類にはんこが必要になって」というような話を見聞きします。



だったら会社大きくしなければいいんじゃないの?とずっと疑問だったのです。

数十人程度の規模で、社長が全員の名前を覚えている、独自の技術を持ってそれなりの売り上げがあって、その売り上げが社会や社員にしっかり貢献されていれば、それでみんな幸せじゃない?どうしてそこで大量の社員をやとって拡大の道をひた走ってしまうのか?そんなに社長が儲けたいのか?そんな貪欲な人ばっかりじゃあないと思うんだけど。



とはいえ、実際自分も会社で小さなチームを任されてみると、無意識のうちに組織を大きくしようとしていることに気づいたり。人間、無意識のうちに組織を拡大したくなってしまうものなのかもしれません。



どういう場面で人は組織を大きくしたいと思うのか?それはいいことなのか悪いことなのか?そういう話題を「大きな会社小さな会社」に書いてみたいな、と思っています。

どうして社員を雇いたくなるのか?僕の場合

そういうわけで、先日から、いいめもOBIIを通じて知り合った方を中心に、独立することになりました、こんなことやりませんか?(だからお金ください)、と営業をかけさせていただいております。



ありがたいことに何人かの方から一緒に仕事をしようと言っていただいた結果、それなりの量のお仕事を確保することが出来そうです。



で、やってみて思ったのですが。むしろ社員が5人くらいいた方が仕事取りやすいのかも知れない。

つまり、営業に行って、うまいこと仕事の出来る人を探している人がいたとしても、あんまりにも大きな仕事については、ひとりでこなせないのでお断りせざるを得なくなります。

一方、社員が5人いれば、5人月の仕事もとれるし、1人月の仕事もとれる。

1人月ってすっごいちいさな工数なので、むしろその人数で出来る仕事の方が少ないんじゃないのか?



マイネット上原さんは5人を率いて創業した、というのを聞いて「なんて勇気があるんだ!」と思っていましたが、なるほど、やってみると、その方が合理的なのかも知れない、と思いました。



でも当面は、自分ひとりでやってみようと思います。そこでいろいろ学んだ上で、やはり組織が必要だと思えばその時作ればいいことなので。

退職と独立のご報告

1月末日をもって、7年勤めたSky株式会社を退社することになりました。

別に会社とケンカしたわけでもなければ、クビになったわけでもなく、自分の今後の方向性を考えた結果、今の会社で勤務し続けるよりも、一度組織を離れてひとりの自分として社会と向き合ってみたい、と考えた結果です。



Skyに入って7年。とてもいい会社だったと思います。もし今、友人から転職の相談を受けたとしても、迷わず「Skyはいい会社だよ」と言ってあげることができます。



けれども、会社が探してきたお客様のソフトウェアの開発を引き受けている限り、どうしたってオフィスで勤務しなきゃいけません。

情報セキュリティを気にする方の多い昨今、会社のPCやネットワークについてもある程度制限をかけざるを得なかった事情も理解できます。時間清算の契約である以上、早く終わったって定時まではいなきゃならないし、お客様の目がある以上、お昼休みに外に出たらあまりに気持ちがいいので一時間昼寝、てな事も許されないと思います。



そういった制約は本当に必要なのか?もちろん、必要な場面もあるけれども、そうでないやり方だってあっていいんじゃないのか?

その制約のない環境で自分の作り出した価値だって社会にそれなりに役に立つんじゃないのか?

現に「いいめも」だって、それなりに評価してもらってよね?昼間の時間を本気でつっこんだら、会社を通して社会に提供しているのと同じくらいの価値は社会に提供できるんじゃないのか?そう考えて、会社を退社して独立することにしました。



これまでお世話になった皆様、特に社内でお世話になった皆様から見れば、裏切りのように思われるかもしれません。

けれども、「好きこそ物の上手なれ」と常に言い続けてきた以上、好きと言い切れなくなってしまったことをこれ以上続けるのは、会社にとっても自分にとってもよくないと考えました。



転職先を探すつもりはありません。在宅ソフトウェア開発者募集!とかも、すくなくとも当面は使わずにいこうと思っています。

人が見つけてきた仕事に労働力を提供して時間給をもらうのではなくて、自分が協力することでこれくらいの価値があるはずです、だからこれくらい出しませんか?という価値創造型のお仕事を、自分で取ってこようと思っています。


こういった活動についても、可能な限りこのブログでご報告させていただこうと思っておりますので、応援していただけるととてもうれしいです。


週三日働いて食べていくのは可能なんじゃないか。

不可能じゃないかもしれない、と思っています。

ニート的人生設計 – phaのニート日記

朝は好きな時間に起きて、仕事などで電車に乗ったりどこかのビルディングとかの一室に通ったりする必要はあまり無く(電車やビルや人ごみは僕を消耗させる)、仕事をするとしても週3日くらいで、そのとき自分のやりたいことに没頭できる環境があり(今ならプログラミングとか読書)、作業に飽きたら2時間ほど散歩したり本屋に行ったりして、午後には1時間くらい昼寝をしたりもし、それで周りには喋ったり遊んだりして面白い友達がいて、かつ独りでいる時間と空間もちゃんと確保できて、週に一度か二度友達と遊び、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んだりして、月に一度は小さな旅行をして、引っ越し好きなので一年に一回か二回は引っ越しをして、年に一度は外国に遊びにいったりする、というようなリズムで暮らしていけたら自分は幸せなんだなあと焦点が絞れてきた。まあ今のニート生活をずっと続けて行ければいいという話なんだけど。


こんな感じを保っていきたい。そういう話をすると、「そんな甘い話はない」「世の中をなめすぎ」というような反応をされたりすることが多いけれど、僕はわりと可能なんじゃないだろうかと思っている。



 いわゆるIT下請け構造の中で、大手企業にエンジニアを派遣している企業がエンジニアひとりをいくらで売っているかというと、自分の見聞きした範囲で、50万円/月~100万円/月くらいです。月20万円のお給料に、販管費(総務とか営業の人にかかるお金)が同じくらいかかって40万円/月になるから、まあそんなもんですよね。



逆に言うと、普通にソフトウェア開発の現場で働いているエンジニアさんに対しては、50万円/月~100万円/月の価値を払ってもいいと思っている人がそれなりにいるし、それで世の中回っているわけです。



じゃあ、エンジニアさんが自分で営業してお客さんを見つけてきて仕事を取ることにしたら、お客さんが払う金額はいくらでしょう?やることは同じなのだから、50万円/月~100万円/月払ってくれてもいいはずです。

もちろん、会社から派遣してもらえばエンジニアが倒れても代わりを派遣してくれるとか、大手企業の安心感とか、そういうものがあるでしょうけど、そこは自分の売り込みスキルでカバーするとして。



#当たり前ですが、いわゆる人材派遣会社を通すのはナシです。

 あれはつまり、営業とか総務の機能を人材派遣会社にお願いして、その分中抜きされてるようなものですから、会社にいるのと何にも変わりません。

 それでも平均が時給2000円程度あるのだから、月に換算すると32万円。

 ね、50万円/月~100万円/月はそんなに間違ってないでしょ?



さて、そういうわけで普通に働くエンジニアさんに50万円/月~100万円/月の価値があるとすると。

週に三日しか働かないエンジニアの価値はいくらでしょう?一週間の労働日が5日あって、そのうち3日しか働かないのだから、30万円~60万円ですよね?



サラリーマンの感覚で「30万円?多いじゃん!」とか思ってはいけません。税金も保険もここから払わないといけないし、仕事のない月だってありうるわけですから。でも、phaさんとかひろゆきさんみたいに低コストの生活を苦にしない人だったら、もしかして何とかなるかも知れない。



一方逆に、週三日でいいです、なんて仕事あるか!と思われるかもしれないけど、エンジニアを一人雇うほどの仕事はないなぁ、と思っている中小企業は意外とあるので、ありえない相談じゃないと思う。その分安く済むわけだし。



そういうわけで、

・一個人と直接契約してそういう金額を払ってくれるお客さんを(自分で)見つけて来ることが出来て

・しかもその仕事が在宅でもいいよ、という好条件

・そんな仕事を自分で取ってこれるくらい有能な人なのに生活費は低コスト



なかなか難しいですが、ありえなくはないと思う。

「働かなくてもなんとでもなるさ」じゃなくて
「自分の持てる全能力、全てのリソースを、働かずにふらふらしていくことに費やせば、そしてインターネットという場所・ツールを最大限に活用しまくれば、なんとかなるんじゃないかって思ってる」という覚悟の程は、妥当なところじゃないかと思うのですが、いかがでしょう?



そんなわけで自分はphaさんを応援しています。もくもく会、そのうち行きますのでぜひご挨拶させてくださいませ。