6月17日(月) Evernote Devcup Workshop “世界に伝わる製品紹介ビデオの作り方”で聞いてきた内容のメモ。
概論
*「何を伝えたいのか」が重要
*「説明書」を作らない
- 全部の機能を順番に説明して「で、何?」ってなる動画のこと
- 技術から発想したアプリが陥りやすい
- 「どういう問題があって、それをどう解決するのか」を伝える
*動画の長さ
- 経験的に、1分半を超えると離脱率が上昇する
- これを超える動画は何らかの形でユーザーを飽きさせない工夫が必要。男性向けだったら女の子を出すとかw
- 短いほうが簡単に思えるかもしれないけど、短くするほうが難しい。
- 「何を伝えたいのか」がちゃんと決まっていないと短くできない
- テレビCM:15秒の動画がどれだけ難しいか。
*どんな動画がいいか困ったら?
- 似たようなサービスの動画をみてみる
- MOVAAA!!(モバー)というサービスがあるよ!
動画の要素
*開発者がカメラの前に立って話す
- 一番簡単で、言いたいことも結構伝わる
- 注意事項:冒頭で挨拶とか自己紹介をしない。そんなことは見ている人にとってどうでもいい
*iPhoneやPCのキャプチャ
- 三脚は絶対あったほうがいい。手ブレすると素人ぽくなる
- 頑張って練習して一発撮りする手もある
- 編集で早送りするのはとても効果がある
- 画面を拡大縮小/操作スピードに緩急をつける/どうでもいいところはカットしてしまう
- PC画面をキャプチャするとき: quickTimePlayerで録画する(mac) iMovieで編集
- iphone画面をキャプチャするとき: “reflector” 有料だけどお勧め。お値段分の価値はある。
*実写
- 冒頭と最後に人を映すと印象的な動画になる。画面キャプチャだけの動画は、審査員にとって全部一緒に見えてしまう。
- 人物が歩いてきてiphoneで何かする程度なら、意外と撮れる
- 権利関係注意(人の顔や広告物はぼかしておかないと、ツッコミが入った時、動画を削除せざるを得なくなる)
*テロップ
- 要所に入れるとインパクトが強くなる
- iMovieでも出来るよ
*BGM
*ナレーション
*効果音
*以下、プロじゃないとたぶん無理な内容
- 実写とアニメの合成
- 例 gengo
- アニメーション
- 例 Gmail Priority Inbox – YouTube
(簡単そうに見えるけど「僕もこれは作れないですね」「企画を相当練られてます」)
- 例 Gmail Priority Inbox – YouTube
- タイムラプス(静止画をひたすら撮って動画にする)
- インフォグラフィックス
- 音楽の編集
- テンポのいい曲はズレが目立つので、編集できない素人には難しい。BGM的な音楽がオススメ
ぶっちゃけプロに頼むといくらかかるの?
-
MOBERCIAL(モバーシャル)の中の人の実例と内心
- 五万円(今回のイベント参加者から五組限定出血価格!)
- 数十万円(ベンチャー支援的な気持ちで制作した)
- 数百万円代前半(クライアントの社員が出演したりして制作費を抑えてこれくらい)
- 数百万円代後半(出演者も調達するとこれくらいになる)
- 実際にはもっとナマナマしく、あの会社のこの動画がいくら位、とか聞いたのですけど、もちろんオフレコw